AI執筆にはお金がたくさん必要?文系主婦が辿り着いた「Chromebook × AI Studio」という最強の環境

大晦日に訪れた絶望、しかし15分後には復活

「やられた…」

2024年の大晦日、世間は年越しムードで賑わっていました。

しかし、そんな中私の部屋だけはしんと静まり返っています。

私の目の前には、動かなくなった1台のノートパソコン。

会社も年末年始休みとなり、久しぶりに自宅でゆっくりとできる時間。

これからブログを始めよう、小説を書こうと意気込んでいた矢先の出来事でした。

久しぶりに起動したパソコンが、うんともすんとも動かなくなってしまったのです。

電源は入るものの画面にははっきりと「OSが見つかりません」というエラー…。

普通であれば、ここで「修理に出す」か「初売りで新しい高価なパソコンを買おうか」と頭を抱えるところですよね。

しかし、私はこの15分後、温かいお茶とおいしいお菓子を食べながら、何事もなかったかのように同じパソコンで余裕で執筆を開始していました。

なぜだと思いますか?

それは、私の愛用機が、WindowsやMacではなく、「Chromebook(クロームブック)」だったからです。

AI執筆環境の構築ってお金がかかりそう…、尻込みをしてしまうすべての創作者へ、今日は、あまり予算をかけずに、最高のAI執筆環境を作りだした私の実体験をシェアします。

作家(HSP)にとって「Chromebook」は、静かに寄り添ってくれる相棒

「Chromebookって、安いだけで何もできないパソコンでしょ?」

「やっぱりパソコンを買うなら、WindowsやMacじゃないと…」

もしもそう思っているなら、こんなにもったいないことはありません!

私たち「文字書き」さんだけでなく、特にHSP(繊細さん)気質の書き手さんなら、Chromebookは最高のパートナーになるポテンシャルを秘めています。

ここで、私がChromebookの推しポイント3選をご紹介しますね。

  1. 驚異の「爆速リカバリー」
    先ほどの大晦日クラッシュを、私でも難なく乗り越えられたのは、まさにChromebookのおかげです。それはChromebook特有の機能である「Powerwash(初期化)」によるもの。
    まるでスマホをリセットする感覚で、初期化から環境復帰まであっという間、それまでのデータは全てGoogleドライブ(クラウド保存)にあるので、何も支障はありません。例え本当に壊れても「何も問題なし」という安心感はChromebookの強みです。
  2. 「無駄な通知」とは無縁、ノイズに邪魔されない環境
    Windowsの更新通知に、ウィルス対策ソフトのポップアップ、筆が乗っているのに集中力を削がれたという経験はありませんか?一度削がれてしまうと、それまでの没入感が夢のように消えていく。私もこれに悩まされていました。
    それに比べると、Chromebookは驚くほど静かです。余計なソフトが全く入っていないし、画面を開いた瞬間に書くこと=「物語の世界」に没頭できます。
    この「ノイズで邪魔しない静かな相棒」こそ、HSP作家に必用な環境なのです。
  3. お財布に優しすぎる、まさに高コスパ
    何よりも安価、これに尽きるでしょう。そもそもChromeOSがとても軽いので、ハイスペックである必要がありません。そもそもの話、文章を書くことを目的とするなら、高価なゲーミングPCは不要です。たった数万円で手に入るこのマシンが、私の最良の相棒です。
さらに私は、Chromebookに外部モニターとキーボードを繋いで『クラムシェルモード(デスクトップ化)』にしています。こうすると、まるで最新のデスクトップPCのように大画面で広々と執筆できるんです。数万円のPCとは思えない快適さですよ!

Geminiアプリを卒業?私がたどり着いた「Google AI Studio」という最適解

Chromebookを手に入れたら、次は「AI」の準備です。

皆さんはAIといえば、何を使用していますか?

ChatGPTや、Geminiのスマホアプリ・ブラウザ版を使っているのではないでしょうか。

確かにこれらは便利なのですが、私はずっとストレスに感じたことがあります。

  • 「会話が長くなると前の設定を忘れる
  • 「文字数制限ですぐ止まる(またはクラッシュする)」
  • そして「前の会話に引きずられやすい」…!

そこで、私が強くおすすめしたいのが、Googleが開発者向けに提供している「Google AI Studio」です。

私は『コトネ』というコンシェルジュAIを作り、日常生活の悩み相談から、ブログ構成まで助けてもらっています。

これ以上ないくらい、非常に助かっています。


「開発者向け?えー…難しそう…」と身構えないでください。

その気持ち、よく分かります。私もそうでした。

しかし、実は、これこそが執筆の最強ツールなんです!

ここがすごいよ、AI Studio!

  • 自分好みの秘書(AI)を作れる!
    「System Instructions(システムプロンプト)」という欄に、AIへの人格(指示書)を書き込めます。
    例えば「あなたは敏腕編集者です」「私の執筆パートナーです」と書けば、その役割になりきってくれます。
    しかも、新規にチャットルームを開いても、いちいち指示を書き込む必要はありません。アプリ版のGeminiよりも、設定を忠実にずっと守ってくれるんです。
  • 「記憶喪失」にならない、「記憶を混濁化」しない
    これが最大のメリット! アプリ版だと会話の流れで設定が崩れたり、突然素に戻ったりしますが、AI Studioなら会話ログを自分で編集できます。
    「今の発言はなかったことに」と修正もできますし、物語の矛盾が生じた時に、AIの回答を直接書き換えて軌道修正することができます。

    これのおかげで、長編小説を書いていても「あれ、設定が変わっちゃった?」というAI特有の混乱(ハルシネーション)を防ぎ、ずっと整合性の取れた創作ができるんです。

    高度なテクニックとしては、途中で物語を分岐させてルートを複数設け、バリエーションテストする、なんてことも可能ですよ!
  • 制限を気にせず「没頭」できる
    無料版のGeminiアプリを使っていると、回数制限に引っかかることがありますよね。
    私は没頭するあまり、半日足らずで制限がかかるということが数えきれないほどありました。
    「制限解除は翌日の午後2時…まだ私の時間軸は午後10時ですけど!?」と歯噛みすることも。(これ、わかってくれる同志の方いませんか…!?)

    ですが、AI Studio(特にGemini Flashモデルなど)は、処理できる情報量(トークン数)が桁違いに多いんです。
    長いプロンプトや参考資料を読み込ませてもへっちゃらですし、クラッシュもしません!

    「これからいいところなのに…!」というタイミングで止められることがないので、執筆のフロー状態が途切れないんです。

まさに「自分だけの最強の共同執筆者」を、Chromebookの中に住まわせる感覚です。

お金がなくても、「最強の執筆環境」は作れる

「高性能なPCがないと、AIは使いこなせないんだよね」

「有料プランに入らないと、AIと楽しく執筆なんてできないよ」

もしそう思って足踏みしている方がいたら、声を大にして言います。

「そんなことありません!」と。

  • 数万円で買える、シンプルで爆速起動のChromebook。
  • Googleアカウントさえあれば無料で使えるAI Studio。

この2つがあれば、初期費用を極限まで抑えつつ、プロ顔負けのAI執筆環境が整います。


事実、ごく普通の派遣社員兼主婦である私は、この環境でブログを立ち上げ、物語を紡ぎながら、こうして皆さんに向けて発信できています。

大晦日の絶望から私を救ってくれたこの「相棒」たちと、これからもたくさんの言葉を紡いでいきたいと思います。

これからAI創作を始めたい方、機材選びに迷っている方。

まずは手軽なChromebookとAI Studioから、あなただけの「書く生活」を始めてみませんか?